オフィスけやき | 飲食店コンサルティングと販促物デザイン制作

個人商店に限らず、店舗の集客でとても重要な要素が店舗施設がもつ訴求機能です。簡単に言うと、「そこに何のお店があるのか一瞬で分かること」です。

もちろん例外もありますが、商店街などを眺めていて繁盛していないお店はこの条件を満たしていないことが多いです。でもそんなお店に限ってすごくおいしい商品を提供していたりするのでとてももったいない気持ちになります。
さてこの訴求機能ですが、以下の点に気をつけるだけでかなり改善されます。
パラペット看板に「○○屋」とでっかく書く……パラペットというのは店頭正面入り口の上部スペースのことです。お店によってはアーケードがあったりします。ここにでっかく書きます。ケーキ屋であれば10人中9人がケーキ屋だと判別できる文字を書きます。例えば「洋菓子・○○」といった感じです。
スタンド看板を置く……条件が許すならぜひ置きたいです。歩行者への訴求力が高まります。
A型スタンド黒板にメニューを手書きする……飲食店は絶対におきたいです。そして手書きで書きたいです。他の看板で注意を引き、より詳細な情報(つまりメニュー)とお店の雰囲気をこの黒板で伝えます。
さらに忘れてはいけないのがネット検索での訴求機能です。今時の消費者はお店に入って見る前にスマートフォンなどを使って「とりあえずググり」ます。
「地名+店舗名」で検索して1ページ目にくるようにする……2ページ目だと見てもらえる率がガクッと下がりますのでなんとか1ページ目までもってきたいです。お店の名前が個性的であれば容易にもってこられると思います。
ホームページのトップを見て何のお店なのか3秒で分かるようにする……店頭同様とても重要です。何のお店で、何がウリなのかだけを表現するつもりでトップページは作って下さい。ホームページ上で通販をしたりしないのであれば最低限これらと、あとは地図が書かれていれば十分に役目は果たせます。リアルタイムな情報を流したいならばtwitterやfacebookなどへ誘導してそちらで情報を流せば、手間やコストを掛けてホームページをこしらえる必要がなくなります。

プロフィール

久米 収(くめ おさむ)

久米 収(くめ おさむ)

店舗紹介専門ライター / 地域メディアプロデューサー / 飲食店コンサルタント 株式会社エナゲピューラ代表 / オフィスけやき代表
1976年愛知県生まれ 一橋大学商学部卒
地域に愛されるお店がたくさん増えて、地域社会が活気あふれたものになるように、あれやこれやと活動中

オフィスけやき

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